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2012年1月23日月曜日

1.22 いわき泉玉露仮設入り

いわきではお馴染み「ウシトラ旅団 臨時整骨院」
ノボ先生の臨時整骨院がいわき泉玉露富岡町仮設住宅に開設された
今回の2度目の開院は助っ人に「カナブン先生」と、この先生方の二人の患者さんが同行してくれた。
(患者さんもボランティアに連れ出すという、整骨院っていいくない? 笑)

被災者支援はいつも頭にあったけど、何をどうしたらいいのかわからなかった、というお二人。受付、お茶出し、待ち時間の話相手、掃除まで活躍していただいた。

Sさんはノボ先生にこんなメールをくれました。
内藤先生、昨日も大変お世話になりました。
何かとっかかりがほしいな、と思っていた所に、とてもいい機会でした。
また勤務が合えば是非参加させてください」
こういう気持ちでいる人たちはたくさんいるのに違いない。
力なし金なしのウシトラ旅団はそれらをつなぐことだけで活動しています。
今後ともよろしくです!

二人はいわき自由労組のメンバーの案内で、津波被害をうけた海岸線へ見学へも行きました。
またしても、自由労組のみなさん、ありがとう。


生憎の雨模様でまったく人気のない仮設。
それでも7人の方が来院されノボ先生、カナブン先生の治療を受けていた。
相変わらずの冴え渡る見立てと対処にみなさん納得の様子。
治療に使われた集会所には先日の餅つきの余韻が・・・・。
昔の小学校方式で写真が掲示されていて、希望者には焼き増しされるという懐かしい光景。
(実はウシトラ旅団会計長手配による「フォトアルバム」を寄贈してきたのだが、画像記録漏れでした。失礼)
あの餅つきは富岡の人達にとっても大事なものを残したようだ。
自分たちの手で自分たちの生活を動かしてみる、そんな気概が生まれているように感じた。
餅つき以来「来月は豆まきしましょ!」「その次はひな祭り?春はお花見だね?!」。
みんながそんなことを言い始めたそうだ。

そしてこの「さくら さかせるぞう」。
かあちゃん達が手内職でこさえているタオルで作るタオル掛け。
なんと仮設発の販売を計画中なのだった。予定価格は¥500。近日発売予定!!
このゾウはもともとの名を「がんばるぞう」と言う。
新潟は山古志村からやってきた。中越地震の被災者から富岡の人達に伝えられたのだと言う。
さらにこのゾウ、もとを辿れば阪神淡路で生まれたものだとも聞いた。
多くの被災者を支えてきたこのゾウは今回は富岡の象徴である桜を頭に付けて「さくら さかせるぞう」として、自発的に動き始めた仮設のみんなを支えることだろう。

ちなみに画像うしろの買い物カゴも「開発中」ですと。

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