CONTENTS

ページビューの合計

2011年5月24日火曜日

埼玉県のある避難所より

さきたま方面隊リテラシー強化班としても活躍する塩爺隊員は、実はまじめなご近所ボランティアでもあります。
福島よりやってこられている人々の様子を知らせろ、と旅団長がお願いしていたのに対する報告が以下のものです。
これからも状況が刻々と変わっていくでしょう。
とにかく、彼らが少しでも体と心をリラックスさせることができ、次の生き方の方策を見つけ出せるように、ウシトラ旅団はできるだけのことを考えましょう。
参考になるかもしれないので、ここに塩爺隊員の報告をアップします。
                                                    ★旅団長


**********************************************


23日(昨日)埼玉県 三郷市瑞沼市民センター(我が家の眼前)に屋内避難していた福島県広野町住民 51世帯133人が、福島県いわき市の2次避難先に移動しました。
(バス3台で出発、見送り式が行われました)
2次避難先のスパリゾートハワイアンズの水道施設が完全復旧したためです。

三郷市民センター(旧小学校)の窮屈な体育館集団生活から家族5人部屋への引っ越しで皆笑顔での出発。
尚、都合で2次避難しない方48名は、体育館から教室に移動して少人数単位での避難生活
を続ける予定。

最大300名弱(3月末の時点)の方が避難していました。
新学期が開始し、転入してきた小学生(32名)のPTSDが心配されてきました。
 *保健室は、避難してきた子供でいつも満杯 → 保健室が唯一安心して熟睡できるため)
 *子供たちの間で、‘ボール‘や‘丸めた新聞紙‘を大量に転がす‘津波ごっこ‘が流行った。
  (精神カウンセラーのアドバイスでは、こうした遊びを大人が無理に止めるより放っといていたそうが良いそうです。大人の感覚ではドッキリでしたが、、)

年寄りも大人も子供も疲労、ストレスの限界の中にいたことに心底心が痛みました。
整体治療班の活躍を祈念しています。

ほとんどボランティアの戦力にならなかった塩爺より

0 件のコメント: