旅団員諸君、読者の皆さん
ウシトラ旅団伝説の古参精強部隊、なさけな隊のソメビン隊員ともみやのノボせんせが、二人の若き精鋭を加えて勿来の関をこえ、整体治療作戦を敢行してきました。
ソメビンとノボ隊員は、もともとが放射能の下でも釣りをしたい! というアホな行動を標語だけでなく「おおお、入れ食いですよ。こんなんが釣れますから!」と、やってしまっていたお仲間でありました。
そしてまた、かたや青少年時代はイングランドに留学する(心は正しくないが)、ええしのボンであり、かたや雑司が谷から池袋にかけて、悪名とどろかした(心は正しいが)、悪んぼうでありました。
この二人の人脈と悪童コンジョは、実にウシトラ旅団が誇る最大の戦力であります。
おかげさまで、若き精鋭もただちに「志願」させ、勿来へと連行したのでありました。
今回作戦は、前回の江名小学校の轍を踏まぬように、ふくろう部隊となり、夕刻から夜の作戦でした。
ともに、もみもみ肉球隊として活躍されたお二人、志賀、瀧澤の先生に心から感謝いたします。
ウシトラ旅団は「今度はいつ来てくれるの?」という最大の言葉をいただけた作戦成功を、共に喜び、次の作戦につなげようと思います。
いま、まさに旅団員数人が福島から「子供を救え! 20ミリシーベルト数値を撤回しろ!」と、文科省をたくさんのお仲間といっしょに包囲している最中です。
現地と東京、両方を結ぶ活動をウシトラ旅団は追求いたします。
現地と東京、両方を結ぶ活動をウシトラ旅団は追求いたします。
★旅団長
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整体治療作戦報告
なさけな隊ーもみもみ肉球隊 報告
勿来も海岸線沿いは壊滅的で、特に鮫川を挟んで北一帯の破壊度合いが酷。稼働を止めた火力発電所の静けさはその建物の大きさゆえになおのこと深刻さを伝えていた。
南の森スポーツパークは市営で避難所環境としては言うことがないくらい整っていた。連絡をとった5月2週目には160人の避難者がいる、ということだったがこの日到着すると約60名に減っていた。
では残ったこの60名という人々はどのような方かというと、大部分が3・11の被災者ではなく4・11、4・12の余震震度6弱の時の地震による家屋倒壊での避難者であった。
市の職員の話では3・11時点でこの避難所に入ったのは約60名。4・11,12後の収容人数は350人を超えたということだった。
なおかつ今もここに残っている被災者は災害申請が下りておらず、したがって被災者生活再建支援金や災害援助金を受け取れていない人々だ。
この申請が下りるには順序があるらしく、まずは3・11の地震・津波による被災、続いて原発関連の避難者なのだという。
だからそれ以降の余震による被災者支援は後回し?なのだと避難者の老人は語っていた。
その中で親類を頼ったり、アパートなどの借り住まいを手配できた人達は避難所を後にしたが、それも出来ずにいる人が今ここにいる・・・・
今回整体治療のミッションに手を上げていただいたのは内藤、志賀、瀧澤の3先生。治療にあたったのは約10名の方であった。
足が痛い、腰が痛い、指が曲がらない、肩が痛いと様々であったが、的確な先生方の治療とアドバイスで、初めは構えていた避難者の方々も徐々に被災当時の話をしだし、「最近は余震が少ないんでものたんないなあ」などと冗談も飛び出る打ち解けようだった。
先生方はその場限りの治療ではなく、歩き方、体操や病院での治療を勧めたりとこれからも続く避難所生活に役に立つアドバイスをされていた。
「今度はいつ来るの?」の声に応え、近々再訪の予定をたてることにした。
足が痛い、腰が痛い、指が曲がらない、肩が痛いと様々であったが、的確な先生方の治療とアドバイスで、初めは構えていた避難者の方々も徐々に被災当時の話をしだし、「最近は余震が少ないんでものたんないなあ」などと冗談も飛び出る打ち解けようだった。
先生方はその場限りの治療ではなく、歩き方、体操や病院での治療を勧めたりとこれからも続く避難所生活に役に立つアドバイスをされていた。
「今度はいつ来るの?」の声に応え、近々再訪の予定をたてることにした。
勿来には他に3つの避難所があるという。
各所とも減少傾向の被災者だが、いずれこの南の森スポーツパークに集約されるのではないだろうか、というのが職員・避難者の予測(たしかにここは衛生面、環境、安全性、設備などほぼ完璧という印象だった)
各所とも減少傾向の被災者だが、いずれこの南の森スポーツパークに集約されるのではないだろうか、というのが職員・避難者の予測(たしかにここは衛生面、環境、安全性、設備などほぼ完璧という印象だった)
ただ気になったのは原発事故による影響に対する勿来の人々の反応。
まあ、気にする人もいるけど・・・といった具合で、ここは大丈夫だよ、と言わんばかり。これはもしかしたらいわき市全体に流れている「雰囲気」なのかもしれない。
まあ、気にする人もいるけど・・・といった具合で、ここは大丈夫だよ、と言わんばかり。これはもしかしたらいわき市全体に流れている「雰囲気」なのかもしれない。
★もみやの先生・ノボ隊員より
簡単に補足の報告をいたします
結果的には10名程の方を診ることができまして、 まあまあの出来ではないかと。
染井隊員、同行の志賀隊員の上手な声かけ、 同じく同行の瀧澤隊員の会話上手に助けられました。
「次はいつ来るの?」とのお声も頂いたり、 障害のある方の奥様に非常に感謝されたりとか・・・
皆さん遠慮されている感じも何となく感じましたし・・・
次回はもっと多くの方のお役に立てればと思っています
染井隊員、志賀隊員、瀧澤隊員、お疲れ様でした
ノボ
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