★特定非営利活動法人としての第1回定期総会
昨年7月に大震災義援ウシトラ旅団は特定非営利活動法人となり、初めての定期総会を神田神保町 ひまわり館で行うことができました。
なんとか、活動を続けることができたのもひとえに支えてくださった協力者のおかげです。
心よりお礼を申し上げます。
25年度の活動報告、26年度の活動方針など以下の議案が、出席者の全員一致で了承され、新しい一年に踏み出すことになりました。
第一号議案 定款の変更(主たる事務所移転にともなう住所変更)
第二号議案 25年度事業報告・活動計算書承認
第三号議案 上記監査報告
第四号議案 26年度事業計画・活動予算(案)
決議議案は追って法人主管庁である東京都へ報告いたします。またHPで公開いたします。
25年度の活動について、渡辺会員がつくってくれた報告DVDの映像をみながら、「金も力もないのに、よくやったな」というのが偽らざる実感でした。
初めからそんなことは覚悟のうえでしたが、泉玉露仮設を中心にした仮設住宅でのイベント支援活動、子供たちのキャンプ、臨時整骨院の開設、そしてなにより大沼高校演劇部の『シュレーディンガーの猫』公演……、たくさんの人たちの協力を得てはじめてできたことでした。
26年度はもっとやります。力不足は承知の上、それでもやります!
今年度は、より被災現地を知ってもらい、そこから追われてきた人たちの現状を知ってもらう活動に力をいれることにいたします。
また、子供たちへの学習支援活動にも取り組むことになると思います。
★こういう機会だからこその「お勉強」
総会のあと、懇親会をその場でやりました。
お茶とソメビン御母堂の手作りのケーキで、懇親会です。手近で間に合わせてしまう(笑)、いかにもウシトラ旅団であります。
受付をやってくれたソメビン妻と娘っ子もありがとう!
懇親会では、ウシトラの理事でもある認定NPOまちぽっとの伊藤さん、NPO法人とみおか子ども未来ネットワーク代表の市村さん、お二人のお話を聞きました。
伊藤さんには「損害賠償の基礎知識と、放射性廃棄物中間貯蔵施設建設にからむ浜通りの課題」という内容。
市村さんには「原発事故避難者が抱える問題」といったところです。
当事者たちの現状について、心情まで含めて率直に語っていただきました。
こういったことを知ろうとすることからしか、私たちの活動は始りません。
★私たちの活動を応援してください
監査報告には、「シンプルすぎる会計、金を集めて資金をつくりだしていく事業で活動を継続していく『解決策』が必要である」とする、監査報告にしては率直にして異例、笑いと涙の特別コメントがついてました。
まあ、こんなものです。
けれど、私たちは財政基盤をつくりだしていく努力をして、被災者とともに少しでも一緒に進むことを追求いたします。
ウシトラ旅団の事業経費についての多くは会費・寄付によるものです。より多くの会員登録、拡充を切にお願い致します。
その基礎となる資金的、人的ご協力を皆様にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
会費・寄付振込:
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