仮設住宅にお住いの方からいただいたシクラメン
仮設住宅に行くといつもいつもお土産をいただいてしまいます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の臨時整骨院開設に同行した、NPO法人大震災義援ウシトラ旅団・監事の感想をアップします。
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昨日(1/26)いわき市泉玉露にある富岡町仮設住宅に行ってきました。
NPO法人ウシトラ旅団なさけな隊―モミモミ肉球班のノボさん、ソメちゃんと3人で。
1/11の餅つき大会につづいて今月2回目。
晴れていましたが風が強く、仮設の人は楽しみな“ひなたぼっこ”にも出ないで部屋に籠もっていたようです。肩こり、腰、足、仮設の人は3年も経つ「仮設生活」に慣れたとはいえ疲れきっています。
早速ノボ先生の整体施術。ひとしきり終えてからのお茶会。
昨年仮設を出て、中古の戸建に住んでいるSさんの奥さんも来て楽しい語らい。
帰りがけに“さくら咲かせるゾウ”を担っているAさんが、Sさんに「ゾウさん作り、頼りにしてっからねえ!と声をかけると、「そういってくれるとうれしい!」と応えていました。
Sさんは仮設を出てからも、“さくら咲かせるゾウ”作りのお手伝いに今も来ているのです。
お茶飲み会でAさんは、この間、思ってきたことをいっぱいしゃべってくれました。仮設では表立って話せないこと(原発、東電、国、町役場のことなど)をぶちまけました。それは不平不満ではなく、やるべきことの全てに触れるものでした。“ああ~、溜まっていたストレスが一度にはけてすっきりした”といってました。そうそう、都知事選に触れ“東京はこの肝心なときに、どうなってるの?”って。この件についてもひとしきり。いい討論ができました。
仮設の帰りに3人でSさん宅に寄り、大きな焼きおにぎり、地元の漬物などおいしくいただきすっかり暗くなったいわきを後にしました。そういえば、わが田舎で少年時代に食べた「イナゴの佃煮」まで出されて久しぶりに堪能しました。ミズの実の焼酎(35度)までお土産に戴いて。
現地に行けば学ぶことばかりです。
1/30~2/2まで宮城、飯館、長泥、南相馬小高、浪江請戸地区を回り、山形に寄って帰ります。旅団長と一緒に。
014.01.27 いとしのユメちゃん
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NPO法人大震災義援ウシトラ旅団には50名以上の会員の方がいらっしゃいます。またこれまで多くの方々と知り合うこともできました。仮設住宅へご一緒しませんか?臨時整骨院の受付をやっていただいたり、待合の話し相手をお願いしたいと思っています。仮設住宅のみなさんの話を聞いてみませんか?
本当に学ぶことがたくさんあることに気が付かれるはずです。